サウンドロゴ・サウンドブランディングとは

サウンドロゴ・サウンドブランディングについて

サウンドロゴ・サウンドブランディングとは

サウンドロゴ(音の商標)は、サウンド(音)によって製品・サービスを識別する為の商標です。

近年、市場では音が商標として使用されることが多くなってきています。

しかし、従来は音を「商標」とは考えていなかったので、音を商標として保護することは困難でした。この問題は、知的財産権の貿易関連の側面に関する世界貿易機関(WTO)協定によって対処されました。商標の法的定義を「ある事業の商品またはサービスを他の事業の商品またはサービスと区別することができるあらゆる標識」と拡大したのです。

 

サウンドブランディング

サウンドブランディングは、“製品やサービスを積極的に差別化し、嗜好性を高め、信頼を構築し、さらには売上を増加させるために、音を戦略的に使用すること”です。

オーディオブランディングは、そのブランドがロマンチックで官能的なのか、家族向けで日常的なのか、贅沢で高級感があるのか、言葉を聞いたり写真を見たりすることなく、ブランドを伝えることができます。また、サウンドブランディングには、短くなった消費者の注意力を引きつける新たな方法とも考えられます。

 

サウンドロゴについて

サウンドロゴは、ジングル、ブランドミュージック、ブランドテーマと並んで、サウンドブランディングのツールの一つである。サウンドロゴ(オーディオロゴ)は、短い独特のメロディや音のシーケンスであり、主にコマーシャルの開始または終了時に流れます。

サウンドロゴは、視覚的なロゴデザインの音響verと考えることができます。多くの場合、ロゴデザインとサウンドロゴを組み合わせて、ブランドの認知度を高めるために使用されます。

サウンドロゴは、商品に対する消費者の認識に学習効果をもたらします。企業の中には、ブランドが発する音の重要性を認識し、独自性を活用しようとするケースもあります。例えば、ハーレーダビッドソンは、1994年に独特のVツインエンジン音を商標出願しています。ハーレーダビッドソンは、独自のサウンドで心を掴むことができれば、ブランドを差別化できることに気付いたのです。

視覚的なロゴと同様に、サウンドロゴの最も本質的な要素は、独自性、記憶性、ブランドの約束との関連性です。

サウンドロゴを作成するステップ

サウンドロゴの作成には、通常4~6つのステップがあります。

1. 戦略策定:ブランドの本質や基盤となる要素を確認します。

2. タッチポイント分析:ブランドが顧客やその他のステークホルダーと接触するすべての場所を特定します。

3. コンセプト:ブランドの価値観を伝えるためのテクスチャー、リズム、メロディ、ハーモニー、楽器を定義し、ブランドの本質や価値観を伝えるための独自のサウンドや楽曲を作ります。

4. テスト&リファイン:サウンドエレメントの組み合わせを最適化し、ブランドの本質、価値、約束を伝えることができるようにします。この段階では、必要に応じて音響心理学的な調査が行われます。

5. 実装段階:ブランドのスーパーバイザーやマネージャーが、デバイス、展示ブース、ディスプレイ、コールセンター、その他使用される場所へのオーディオブランド要素の設置を推奨、計画、監督するためのオーディオスタイルガイドを作成します。さらに、契約に応じて、ブランド要素のライセンスまたは所有権、または適用されるすべての使用権は、正式にブランドに譲渡されます。

6. 完成:完成したら、オーディオ要素は、企業のその他のブランド資産と同様に管理される事が理想です。

 

環境音のデザイン

音を使ったブランド体験の創造も、サウンドブランディングの領域内です。ブランドの本質や魂を伝えるサウンドブランディングの体験を創造することは可能です。

小売環境では、サウンドブランディングは消費者の体験を高め、行動に影響を与えるために、音の使用にまで及んでいます。

例えば、スコットランドのスーパーマーケットで行われた学術研究では、フランスの音楽が流れる日には、フランスワインはドイツワインを上回り、典型的なドイツの音楽が流れている日には、ドイツワインはフランスワインを上回ったそうです。音楽は人の消費行動に影響を与えるという事です。

英国の百貨店チェーンのセルフリッジズ (Selfridges) は、このアプローチで成功を収めた注目すべきブランドの一つです。店舗内に消費者のための明確な「ゾーン」を作り、視覚的にも 音楽的にも変化することで、顧客が新しいゾーンに入ったことを認識できるようにしています。

 

デバイスのサウンドブランディング

携帯電話、ATM、ノートPC、PDAなどのデバイスのサウンドデザインは、タスクをより簡単に感じさせ、楽しくすることで、ユーザー体験を向上させることができます。

 

その他のサウンドブランディング

サウンドブランディングには、組織や製品のアイデンティティ(どんな組織で、何のために存在しているのか)を伝えたり、製品やサービスの消費者体験を向上させたり、組織とオーディエンスとの関係を広げることを目的とした他の多くの戦術が含まれています。

サウンドブランディングのもう一つの形態は、アーティストとの公的な関連付けやスポンサーシップを組織が行うことです。表向きは文化的な後援という観点からスポンサー組織の善意を示すことを意図していますが、このような慣行は、信念や価値観・美的感性に世間の注意を喚起することで、その組織のブランドを確立することにもなります。


【参考資料】
サウンドロゴ -Wikipedia (CC BY-SA 3.0) – https://en.wikipedia.org/wiki/Sound_trademark
当記事の文章(テキスト)はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(Creative Commons license / CC license)に基づいて編集しています。(記事内の画像・デザインや映像の権利は個別のライセンスにより保護されている場合があります。)

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