初めてチャレンジしたことがうまくいくことは珍しいのではないでしょうか。なにかの具合でうまくいったとしても、2回め以降は再現できず失敗続きということもあるでしょう。どんなに難しい楽譜でも初見でさらりと演奏してしまうような才能は、うらやましい限りです。
しかし、スポーツでもアートでもビジネスでも、成功したひとたちが後進に向けるアドバイスで多いのが「失敗を恐れるな」というものです。失敗こそが学ぶことが多く、成功の源だと。
そうは言っても、やはり失敗は怖いし、挑戦するには勇気が必要です。そういう人たちに、失敗談でエールを送る動画を英国陸軍が作りました。(※紹介する動画は当サイトの制作事例ではありません)
デート、ライブ、自動車免許での「失敗」を語る映像
英国陸軍がリクルートなどに利用しているYouTubeチャンネルで『First time fails』という動画を公開しています。最初は失敗する、といった意味でしょうか。カメラに向かって自分の失敗談を語るのは、ユーチューバー、コメディアン、クリエイター兼プレゼンターの3名です。
初めて女性をデートに誘ったけれども、まったく相手にされなかった話。
ライブ会場に待っていたのが、だれも座っていない椅子だけだった経験。
自動車免許の試験に5回も落ちたこと。
体を鍛えたり、新人賞にノミネートされたり、免許を手に入れたり、とそれぞれの形で失敗を克服した彼らがアドバイスしてくれます。失敗するということは成功に向かって進んでいるということ。失敗がひとを強くしてくれるということ。
動画の最後に次のメッセージが表示されます。
「だれもが失敗する。陸軍がこの動画を作ったのは、いかにして前へ進むかが大切なのだということを示すためです」
失敗して、学んで、打ち克つ
この動画に先んじて『Fail. Learn. Win.(失敗して、学んで、打ち克つ)』というリクルートキャンペーン動画が公開されていました。
「失敗すると弱いとみなされる。だから、なんとしても失敗は避けないといけない。」と多くのひとが思っています。しかし、失敗するからやらないのではなく、失敗から学んで成長することが勝利への道であることを訴えるための動画です。
「もっとも強力な武器は何か?それは失敗すること。失敗して、学ぶ。再び失敗して、もっと多くを学ぶ。そうすれば、本当に大切なときに勝利するのだ」
この動画は、とてもシリアスでドラマチックなタッチで描かれています。若い兵士が過酷な環境の中で泥まみれになりながら、失敗を克服する様子が、コンパクトにまとめられています。
映画のようなリアリズムで描かれている映像ですが、入隊を思案している人には、現実感がないかもしれません。失敗経験者が語りかける動画は、そういう人たちに、もうひと押しを与えるために作られたのでしょう。
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