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メニューデザイン作成例

木を使ったこだわりのメニューデザイン作成例

メニューデザイン作成例

高級レストランの特徴のひとつに、メニューがない、ということが挙げられます。チョークボードに書かれたコース名だけがあるだけで、値段が書かれていない、というケースもあるかもしれません。一方で、チェーン経営されているような飲食店では、量産に適したメニューが置かれているイメージがあります。飲食店で実際に自分で手にするアイテムであるメニューにこだわりがあるだけで、細部へのこだわりがあるという印象を与えるものです。

今回は、メニューに木を使ったこだわりに溢れるデザインを集めてみました。そのユニークな質感の活かし方に驚くはずです。(※紹介するデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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美味しいもの探偵のためのカフェのメニューデザイン

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ギリシャのラリサという都市にあるカフェ「Sherlock」のメニューデザインです。店名にあるシャーロック・ホームズということで、レーザーカットで刻まれているのはパイプ。シャーロックでパイプというのは典型的で新しさはありませんが、木という質感やデザイン全体がまとまり、意外性のある仕上がりになっています。そして、メニューの中心に「looking for taste?」日本語にすると「美味しいものを探してる?」というメッセージ。これからメニューを開こうとするワクワク感を高めてくれます。正方形のベースに長方形のメニューが書かれた紙という組み合わせはバランスが良く、ナチュラルで素朴な質感がスタイリッシュさを出していますね。

無駄な装飾は一切なく、シンプルを極めたようなデザインですが、木という材質が独特の世界観とストーリー性を与えています。メニューの中に何かの仕掛けがあるんじゃないか、と妙な期待すらもってしまう程です。どこかイギリスらしい紳士感を、ギリシャという異国の地で提供しているこだわりがこもったメニューデザインです。

 

スペインからみた日本の姿を投影したメニューデザイン

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スペイン・バレンシアにある寿司店「Nozomi Sushi Bar」で使用されているメニューです。短冊型のメニューは、広げると扇子のようにもみえ、「本家の」日本料理に対するこだわりが表現されています。お店のホームページを見ると、日本家屋を彷彿させる木造の良さをスタイリッシュに取り入れた内装で、天井には桜の花を散りばめたようなデザイン。純和風な中にも、オレンジが名産品でスペイン料理の代表格パエリア発祥の地・バレンシア感を、ブルーという差し色で表現しているようです。

海外にいると、日本食の中でも寿司店をよく見かけるようになりました。中華風のデザインと混同していたり、その土地土地の「日本像」が透けてみえます。ヨーロッパではフランスは特に親日感情が強いというイメージがありますが、スペインにおける日本像もナチュラルでどこか洗練されたもののようです。この「Nozomi Sushi Bar」はモダンジャパニーズと呼ばれるジャンルを体現しており、この扇子風のメニューは、細やかなおもてなしを感じるデザインです。

 

スケートボードの美味しい再生方法を実現したメニュー製作例

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アメリカ・コロラド州で営業しているタコスのフードトラックで使用されたメニューです。スケートボードに白ペイントをベースにして、味のある文字でメニューが書かれています。一見したら、メニューではなくポップアート作品のようにも感じますよね。海外ではビンテージ風のフードトラックが、公園やフェスティバル会場で多くみられ、とにかくおしゃれでユニークなデザインのものが多いことに驚きます。

コロラドといえば、バッファロー料理とビールというイメージがありますが、多彩な食文化が栄える場所としても有名です。メキシコ料理であるタコスは、アメリカではもちろん、世界中のフードトラックの代表格である分、そのブランディングには工夫が必要なのかもしれませんね。この木の質感をあえて残すようなデザインのメニューを使うことで、ハンドメイド感と高いセンスが同居したイメージを発信することができています。フォトジェニックなメニューを作ることで、SNS上での存在感も見込めると考えると、非常にパワフルなデザインです。

 

ホテルのブランディングの一部として使われているメニュー製作例

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ドイツのレーテンバッハ・アン・デア・ペーグニッツという街にあるホテルリゾート内で使われている看板とメニューです。ニュルンベルクの森林をはじめとする大自然を満喫できるリゾートというだけあり、ロゴには山脈のイメージが使われており、館内のフロアガイドや館内レストランのメニューは木を使用しています。一枚木にそのまま文字を彫っているようなクラフトワーク的な仕上がりが、ホテルに求められる非日常感を出しつつ、その質感によって安心感や温かみを演出しているように感じます。

このホテルがあるエリアは、ドイツの主要都市ベルリン・フランクフルト・ミュンヘンや、チェコのプラハなどにつながる環状道路へのアクセスがいいことから、ヨーロッパ周遊旅行で立ち寄る観光客も多いようです。自然に囲まれたホテルで使うブランディングとして、木を基調にするというのは決して特別なアイデアではありませんが、ありきたりにもなり得る質感をデザインとして美しく成立させている看板・メニューのデザインです。

 

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中の作品・デザインをピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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