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手の扱いが印象的なポスターのデザイン作例
- 2019/11/27
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人間の手は、動物の手足と比べてより細かい動きができるような構造になっています。言葉が喋れない状況でもジェスチャーや手話を使って、思っていることやしてほしいことを伝えることもできます。そのことから、印刷物のデザインのモチーフとしても幅広い表現ができるので、メインビジュアルとして扱われることも多いです。今回は、手の扱いが印象的なポスターデザインを集めてみました。
contents
手を違う素材で置き換えたポスターデザイン
こちらは二人の人物が手をつないでいる様子が画面全体に大きく扱われているポスターデザインです。片方の人物の手の部分は、たくさんの英語の文章が書いてある本の1ページのような素材で置き換えられていて、手書き文字のロゴも書かれています。つないだ手の部分には手そのものはなくても、そのしっかりと握られた形から伝えたいメッセージが見て取れるという構成になっています。
手のイラストで強いメッセージを伝えるポスターデザイン
こちらは、「北極を守ろう」と訴えかけるポスターのデザインです。高く掲げた拳の指の部分がシロクマになっていて、北極に住む動物の代表として環境問題についてのメッセージを見る人に対して伝えています。地球の温暖化現象により、様々な問題を抱えている北極圏の自然について、残酷な表現を用いずに可愛らしく親しみやすい表現で表しています。優しいタッチとフォルムで描かれたイラストですが、しっかりと握られた拳には強い意志も感じられシンプルでわかりやすいデザインになっています。
かすれたタッチが不気味さを醸し出すポスターデザイン
こちらは筆で描かれたようなかすれたタッチが印象的なイラストを使ったポスターです。かすれによって体が震えているような、少し不気味な印象も受けます。細長くのっぺりとした手の表現からは幽霊などの目に見えない存在から受ける恐怖のようなものも感じます。黒と赤のコントラストで手の部分がより強調されています。文字も手書きであるところからも、より虚ろなおぼつかなさが伝わってきます。
4弦の楽器を奏でる手が印象的なポスターデザイン
こちらはあるジャズの音楽イベントのポスターです。出演者の名前がコントラバスやベースなどの4弦楽器の弦のように配置されていて、楽器を奏でている瞬間の複雑な形の手が、黒い背景の中にとても際立っています。楽器を奏でている時の手の形はとても独特なので、実際に楽器が描かれていなくてもその動きが見えてくるようです。モノクロのカラーに、紫の一色だけを使っているところがシックでスタイリッシュなデザインです。
人間の手の動きは本当に何通りもあるので、いろいろな表現が可能です。それによって様々な感情が伝わってきたり、独特な動きを見せることができ、主役にも脇役にもなれる要素を持ったモチーフだと言えます。片手、両手でもまた違った表現ができるところも幅広く用いられる要因かもしれませんね。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。
■ポスターデザインの制作について
各種パネル・ポスターの作成を行なっています。デザインの作成から印刷・納品までまとめて依頼いただけます。飲食店やアパレルなどの店頭ポスターや、展示会パネル、電車内の交通広告、イベント告知ポスターなど、多様なジャンルのデザイン作成に対応しています。
■ポスターデザインの作成例はこちら
過去のパネル・ポスター作成例をご覧いただけます。展示会やイベント向けの大きく目立つものから、学会・カンファレンスなどを対象としたやや小さめのポスターまで、サイズはもちろん、イベントやビジネスのイメージに合わせたデザイン作成を行なっています。