顔をどこか不気味に映し出しているミュージックビデオ作成例

顔をどこか不気味に映し出しているミュージックビデオ

ホラー映画で、真っ白なドレスをきた長い髪の女性が廊下の向こうで背中をこちらに向けて立っていたら、それが朝の場面でも、一瞬ゾクっとしてしまいませんか?人間は顔の表情が見えないことに、どこか不安を感じてしまう生き物なのかもしれません。大切な情報源である「顔」をどのように描くかで、映像作品のトーンは一転するともいえます。そこで今回は、「顔」を不気味さのある手法で描いているミュージックビデオを集めてみました。ダークな中にある鮮やかさを見つけ出してみてください。

 

愛の本質にあるリアリティが視覚化しているようなミュージックビデオ

HEO / Luna

韓国のエレクトロニック・ミュージシャンHEOの楽曲「Luna」のミュージックビデオです。ダークなトーンでザラついた質感のグリーンバックの前で描かれる男女。その表情は溶けてしまったようで、みてとることはできません。愛をテーマにした歌詞を描き出す世界観は、不気味でグロテスクにも見えますが、求め合う男女の姿の本質そのものなのかもしれません。この楽曲のジャンルであるエレクトロニック・ミュージックは、世界的に人気の音楽で、ポップ・ロックに次いで3番目に聞かれている音楽という統計もあります。イギリスはエレクトロニック・ミュージックの大国として有名ですが、日本ではフランスデュオのダフトパンクなどが有名です。

顔という表情を相手に伝えるための器官がその機能をなくしたとき、他者からの愛を求めて手が伸びるといる状況は、飾り気がなくリアルさに溢れています。結びつくことで、初めてその表情が読み取れる男女の姿は、この楽曲のストーリー性の結晶のようにみえます。ザラついたリアリティをシンプルに描き出しているミュージックビデオです。

 

「呼吸」を視覚化したミュージックビデオ

RESPIRARE subsonica

イタリアのロックバンド「Subsonica」の楽曲「RESPIRARE」のミュージックビデオです。楽曲タイトルの「RESPIRARE」は日本語にすると「呼吸する」という意味。ただ呼吸して、何もかも忘れたい、という内容の歌詞からは、どこか現実を憂いているような世界観が透けて見えてきます。何もかもがぼやけたような、絵画のようなタッチになっており、涙目でみた世界にも似たようにも感じられますが、不気味さが随所にはさみ込まれており、複雑な心の動きを投影しているのかもしれません。

エンディングに向かって、不気味さは増していき、「呼吸する」ことを視覚化するような終わりはインパクト大ではないでしょうか。幾重にもメッセージが重ねられているような感覚になる構成・演出こそ、ミュージックビデオに最も求められるものなのかもしれません。空気の存在、その動きが全体を通して可視化されているような、独特な世界観が広がっているミュージックビデオです。

 

花を愛する少年の様子が独特のタッチで映し出されているミュージックビデオ

Apple Tree – Another Sky

イギリス出身のバンド「Another Sky」の楽曲「Apple Tree」のミュージックビデオです。ティム・バートンな世界観のあるダークファンタジーな質感の映像は、どこか不気味でどこか寂しげです。このバンドのメインボーカルを担当するケイトリン・ヴィンセントはインタビューで「この楽曲は、たんぽぽに話かけていることが原因でいじめられていた知り合いの男の子の物語だ」と話しているように、鮮やかな色の花と少年が主人公として描かれています。

クレイアニメとも一線を画すような、独特な質感と、鮮やかな色味の花が不思議な空気感を出していて、美しいものを愛する心が招く悲しみがにじみ出ています。人間味のない質感にもかかわらず、そこに流れる涙はリアルで重みのあるものに感じますよね。このミュージックビデオは、歌詞の内容を忠実に映像化しており、楽曲を基にしたショートフィルム のような仕上がりになっています。耳馴染みのいいメロディに込められた深い物語を、繊細に紡ぐミュージックビデオです。

 

エキセントリックな世界を体験できるミュージックビデオ

David Bowie – Dead Man Walking

イギリスを代表するミュージシャンであり俳優であるデイヴィッド・ボウイの楽曲「Dead Man Walking」のミュージックビデオです。ビビッドな色使いと、ピントがずれたような映像を駆使することで、エキセントリックな世界が美しく描かれています。鮮やかな色の向こうには、不気味なビジュアルが潜んでいるにもかかわらず、それすら美しく見えてしまう、トリップしているような感覚を映像で再現しています。

ロックの殿堂にも入っており、ポップ・ロックといった幅広いジャンルで高い評価を受け、グラミー賞の受賞歴もあるデイヴィッド・ボウイ。一時期京都に滞在するほどの日本好きとしても知られており、美に対する高い意識は日本の伝統文化に相通ずるものがあったのか、彼の作品やパフォーマンスに日本の影響を感じ取ることができます。中性的なその存在感とパフォーマンスは、今でもなお圧倒的な人気を誇っています。この楽曲「Dead Man Walking」つまり「歩く屍」は、性別だけではなく生死の境をも超える快楽を伝えるような内容で、このミュージックビデオもそんな超越した世界観をショッキングなタッチで描いています。

 


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