最後までハッキリしないのに何故か観てしまうコマーシャル動画作成例

最後までハッキリしないのに何故か観てしまうコマーシャル動画について

私たち人間は答えを知りたがります。そして自然と分かり易いものに惹かれる習性を持っているのではないでしょうか?テレビをつければ分かりやすい様に字幕がつくのが当たり前になっていますし、笑い声が足されることで「ここで笑うんですよ」「ここが面白いポイントですよ」とばかりに分かりやすくしてくれています。よく泣く司会者がもてはやされるのも、泣くことで「悲しい雰囲気」を増長させられるからです。

人は何か分からないものには恐怖を感じますし、不快な気持ちにもさせられます。しかし、その不安や恐怖を乗り越えてこそカタルシスが生まれ、新たな発見や次の想像力を生むヒントになるのだと思うのです。そこで今回は最後の最後までなんのコマーシャルかわからないものを集めてみました。あなたはどのタイミングでなんのコマーシャルかわかりますか?もしかして、最後まで見てもわからないかも?

 

残り10秒まで製品が登場しないのに目が離せないコマーシャル動画編集例

Samsung – Feel More

韓国が世界に誇る総合家電・電子部品・電子製品メーカーSamsong(サムスン)のテレビを宣伝するコマーシャルです。約2分のコマーシャルで、製品であるテレビや企業名が登場するのは、最後の10秒弱。何かの画面から反射するあらゆる色の光に照らされる女性の表情だけが延々と映し出されます。画面を見つめる女性の表情は、驚きにも悲しみにも怒りにも見え、見れば見るほどそこから様々なストーリーが浮かび上がってきます。

テレビを宣伝するために、テレビをみる女性にフォーカスするというのは意表をついた手法です。だんだん瞳に涙がたまっていき、最後に一筋の涙が流れるのを見て、彼女が見たものは何だったんだろう…とその裏にまで興味が出てきます。そして、ひとりの女性をここまで動かす映像を映し出す画面、つまりテレビの画質・性能の素晴らしさを表現しているのかもしれません。1分50秒も、どこか悲しげなピアノ曲と色の変化、そして微かな表情の変化だけを見ているだけなのに、目を背けられない強いインパクトのある斬新なテレビコマーシャルです。実際の撮影の際に顔に当たる光の調整と共に、映像編集ではより鮮明に効果を出していると思われます。直接的な編集ではありませんが、非常に職人的で高度な技術が求められる編集ではないでしょうか。

 

「ありのまま」のあなたのための車をアピールするコマーシャル制作例

TOYOTA CAMRY – LET IT BE

日本だけではなく世界的な自動車メーカートヨタのブランド・カムリのスペインで放映されたテレビコマーシャルです。補正下着、ウィッグ、つけまつげ、つけ爪、カラーコンタクト、胸パッドなど、自分の容姿のコンプレックスを隠そうとする男女が次々と登場します。特に、カラーコンタクトを取るシーンはなかなかのインパクトですよね。

体型に関するような製品なのかと思いきや、最後の最後にスペイン語で「¿HAY ALGO DE TI QUE NO CAMBIARIAS?」というメッセージが現れ、満を辞して登場するのが車というのには単純に驚きます。このスペイン語のメッセージは、日本語にすると「自分の中で変えたくない部分はある?」という問いかけで、人間がもつ自分自身への消えることのない不満を表現しています。ありのままのあなたでも、この車があれば完璧だということなのでしょうか。これくらいの強気のメッセージの方が、実際の消費者層には響くのかもしれません。

トヨタ・カムリを「Maneja Confiado(自信をもって運転して)」というエンディングによって、テーマに一貫性をもたせ、ターゲットとなる層へのアピールができています。唐突感がありながら、絶対的な自信にみなぎるコマーシャル動画です。

 

車が登場しない車のコマーシャル動画制作例

Volkswagen Tiguan ‘Escape’

ドイツ車メーカーの代表格・フォルクスワーゲンのティグアンのテレビコマーシャルです。まるで映画のような始まりで、「俺は信仰深いわけではないが、善と悪を、そして昼と夜を信じている。人生の目的は自分の信じるものを表現することにある、と誰かが言っていた…」と淡々と語る様子は、どんなヒューマンドラマ…それともクライムサスペンスがこの後展開するのかと思わせます。「俺を理解し、ここから連れ出してくれる何か、誰かを探してきた」と、どうなるの?と思った瞬間、「俺が必要としていたのは、頭上にあるこの印なんだ」というセリフと、フォルクスワーゲンのマーク。

その瞬間アップテンポな曲が始まり、「Plan your escape(あなたの逃亡を計画しよう)」と、さっきまでのシリアスさそっちのけな軽さで語りかけてきます。そして、映像美を駆使してきたにもかかわらず、製品である車は一切登場しない。心地よい裏切りを楽しめます。

 

最後まで待つ者へのご褒美ビールのコマーシャル動画制作例

Guinness – Domino TV commercial

アイルランドが生んだ世界中で愛飲されている黒ビールの王様「ギネス」のテレビコマーシャルです。山間の村で、村民挙げて何かの準備に取り掛かっているシーンというスタートからして、もうワクワクしますが…。それが村ごと使ったドミノチャレンジだとわかると、ゴールに何が?ともはやコマーシャルであることも忘れてしまいます。

紆余曲折を経てついに大掛かりなドミノがゴールにたどり着いたとき、そこにあるのが「ギネス」ということです。「Good Things Come To Those Who Wait(良いことは待った人のところに訪れる)」という最後のメッセージが、ギネスが注がれたグラスに見立てたドミノのゴールに見事に映えています。ちなみに、このコマーシャルは、アルゼンチンのアンデス山脈にある村で、ドミノディレクターを迎えて、約600の小道具を用意して撮影されたもの。このリアルなスケールの大きさは、あのギネス世界記録を生み出したギネスらしさではないでしょうか。2000年に「ギネス・ワールド・レコーズ」という名称で、ビール醸造所のギネスから独立しています。

飲み方にも独特なお作法があり、すぐにグビグビと飲ませてくれないギネスらしい、焦らし上手なコマーシャルです。

 


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