独特の古さが味わい深いコーヒー製品のパッケージデザイン制作例

コーヒー製品のパッケージデザインについて

2015年、日本にもサードウェーブコーヒーと呼ばれるブームが到来し、上質なコーヒーを気軽にしかもおしゃれに飲むスタイルがやってきました。このサードウェーブは元々は1990年代にアメリカから味まった流れで、今やクラフトビールに並ぶ世界的なコーヒーブームと言っても過言ではありません。

ちなみにサードウェーブというぐらいですから、セカンドウェーブもあったようで、1960年代からの波が第2波。ファーストウェーブはというと19世紀まで遡るということで、コーヒーが古くから世界中の人々に愛されていたことがわかりますね。そこで今回は味のあるコーヒー製品のパッケージデザインを集めてみました。どれも独特のタッチで飾っておくだけで画になる感じですが、意外にも新しいものも混ざっています。海外旅行の際に見かけたら手に取ってみてはいかがですか?

 

インド統治時代のイギリスで生まれたコーヒー飲料のパッケージデザイン作成例

レトロなタッチのコーヒー飲料のパッケージデザイン

イギリス・グラスゴーで製造されているコーヒー飲料「Camp Coffee」のパッケージデザインです。レトロなタッチのイラストですが、現在もこのデザインが採用されています。コーヒーカップをもって座っているキルトを着た男性と、横に立つターバンのようなものを巻いた黒人男性。

このデザインは、歴史上の実際のエピソードをモチーフにしています。スコットランドの将軍ゴードン・ハイランダーと彼に仕えていたシーク人がモデルになっているのだとか。2人の男性の後ろにあるテントの頂点にある旗「READY AY READY」は、「READY ALWAYS READDY」つまり「いつでも準備万端」というスローガンで、当時の大英帝国軍の誇り高き意識を表しています。20世紀半ばに、この製品のリブランドをする際、「シーク人を使用人として仕えさせていた」ということを描くことを避けるため、オリジナルのラベルでは黒人男性がトレイをもっていたイラストだったものを、何ももっていない状態に変更したというエピソードが公式に残されています。このレトロさの裏には、歴史を感じさせる逸話が隠れているのです。

 

ホラー映画ポスターばりのパッケージデザイン作成例

コーヒーブランド製品のパッケージ

ドイツのコーヒーブランド製品のパッケージデザインです。古いホラー映画のポスターのようなタッチのどこか粗く、だからこそ恐怖を煽るようなビジュアルですが、1906年創業の企業が製造したコーヒーのパッケージで使われたものです。

このパッケージをデザインしたのは、ドイツ人のグラフィックデザイナー ルシアン・ベルンハルト。彼はドイツ語で「Plakatstil」というポスターデザインのスタイルを確立し一時代を築き上げました。このスタイルでは、フラットカラーのキャッチーな文字を使用し、中心に置くものに焦点が合うような構図を取り入れるのが特徴です。このデザインでも、斧で首を切り落とされる蛇とコーヒー豆の山がメインとなり、濃淡のないフラットでビビッドな赤い文字が組み合わされています。ビールのイメージが強いドイツですが、コーヒーの消費量世界第3位と意外にもコーヒー大国でもあります。そんなドイツが生み出すコーヒーブランドらしい、パワフルなトーンの強いパッケージデザインです。

 

アンティーク人形のような少女が印象的なパッケージデザイン制作例

コナコーヒーのパッケージデザイン

ハワイで製造・販売されているマルバディ社のコナコーヒーのパッケージデザインです。同社が販売するパンケーキミックスは、日本でも爆発的な人気を博し、ハワイのお土産の代名詞になりつつあります。100%コナコーヒーを使ったインスタントコーヒーのパッケージに描かれているのが、このヨーロッパ風なお人形さんのような女の子。100%コナコーヒーを意味する「PURE」がこの少女の純粋さを指しているようにもみえます。全体としてレトロで歴史を感じるようなタッチのデザインから、古くからあるブランドかと思いきや、1997年創業というのは驚きです。

コナコーヒーやパンケーキ、グラノラといったハワイを代表とする食べ物を世界に向けて発信するためのブランディングとして、意表をつくこの少女キャラクターを巧妙に使っています。ハワイという地域性をビジュアルで訴えていないことで、世界中のどんなキッチンにも馴染ませることができる…という裏の策略があるのかもしれません。シリーズでいろいろと買い揃えたいと思わせるキャッチーな商品デザインです。

 

七面鳥をモチーフに使ったコーヒー粉のパッケージデザイン

コーヒー粉の缶デザイン

アメリカ・シカゴで製造・販売されていたコーヒー粉の缶デザインです。1920年代のパッケージで、現在もそのデザイン性の高さからオークションで多く取引されています。七面鳥の顔の赤が文字の色と統一されており、アーシーな背景の色とのバランスがよく、フォントやアラインメント、全ての要素のまとまりが絶妙です。七面鳥の真下に「ROASTED」書かれており、一瞬「ロースト七面鳥?」とクリスマスな連想をしてしまいそうですが、「ROASTED COFFEE(焙煎コーヒー)」ということです。この瞬間にイメージする香りも変わってしまうというのも、もしかしたらデザイナーの罠かもしれません。

七面鳥といえば、アメリカの独立に貢献したことで知られるベンジャミン・フランクリンが国鳥にすべきだと推していた鳥であり、感謝祭の前日に大統領が七面鳥を放鳥して「恩赦」を与えるという伝統があったり、アメリカの歴史や文化と非常につながりの強い鳥です。七面鳥をコーヒーのモチーフに使ったのも、アメリカという地域性の表れとも考えられます。

 


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。

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インディーズCDの制作ガイドに、デザイナーとしてのインタビュー記事が掲載されました。

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