骸骨・ホラーをモチーフにしたポスター・ポストカードなどのデザイン作成例

骸骨・ホラーをモチーフにしたポスター・ポストカード作成例

誰にでも平等に訪れるものといえば?食欲?時間?睡魔?いろいろな答えがあるかもしれませんが、人間誰もが絶対に避けられないものといえば、それは「死」です。たった一度必ず経験できるものだからなのか、それが最期だからなのか、いつの時代も「死」はアートの世界と切り離せない存在です。悲しい、辛い、痛い、ネガティブなイメージが強いものにも、視点を変えれば正反対の世界が広がっているもの。デザインには、既成概念や通念を覆し、誰も気付かなかった価値観や表情を引き出す力があります。そこで、今回は「死」を連想させる「骸骨」や「ホラー」といった題材をユニークな切り口でデザインに取り入れているポスターやポストカードなどのデザインを集めてみました。闇の中に微かに見える何かを掴み取ってください。

 

「生と死」のポストカードデザイン作成例

ポストカードのデザイン作成例

フランスで1900年頃に製作されたポストカードのデザインです。骸骨の目の部分に愛し合うカップルの姿。そのタイトルは「La Vie et Mort」日本語で「生と死」です。歯抜けの骸骨は不気味なはずなのに、中心で愛を交わそうとする男女の姿が全てを帳消しにし、「死」をも凌駕する愛、「生」の源である愛の存在がより強く表現されているように感じます。見えないはずの赤い炎の存在すら漂わせているのは、この「生と死」のコントラストがいかに秀逸かを証明しています。

このポストカードが紹介されたのは、2012年にイギリス・ロンドンで開始された「DEATH:A SELF-PORTRAIT」という展覧会で、この展覧会では300点を超える「死」に関連するアートワークが展示されました。誰も避けることができない「死」というトピックと向き合う場を作りたいということで、この展覧会は入場料無料だったそうです。対峙すべきテーマを、芸術を通して発信するという方法は、世界的に広がりを見せているトレンドです。骸骨を愛の美しさで包む、デザインの妙が光る作品です。

 

お腹の子で怒りをぶちまける女性を主人公にした映画のポスターデザイン

ホラー映画のポスターデザイン

1979年公開されたカナダ映画「The Brood(邦題:ザ・ブルード/怒りのメタファー)」のポスターデザインです。「brood」とは「お腹の子」という意味があり、この映画のホラー要素になる「胎児」を指しています。赤の濃淡を基調とすることで血を連想させるのはもちろんのこと、灯りの下で赤ちゃんを抱え見つめる女性のシルエットが、悲しみとも憤慨ともとれる感情を醸し出しています。ポスター上部に書かれている「THE ULTIMATE EXPERIENCE OF INNER TERROR」は、「内部から湧き上がる恐怖の究極体験」という意味。手書きのような独特なフォントが、この言葉に妙なリアルさを加えていて、「究極体験」という大袈裟な表現にざらつきが出ています。

実際の映画は血みどろのグロ系ホラー映画ですが、内側でマグマのように煮えたきる女性の想いが、このポスタービジュアルの鮮やかすぎない赤をあえて使っていることで、逆に滲み出るような演出となっているのかもしれません。アートワークのような抽象的さが、静かな恐怖を煽っており、映画ポスターとしては非常にパワフルなデザインといえます。

 

アルファベット順に子供が死ぬ「恐ろしい絵本」の挿絵デザイン作成例

「恐ろしい絵本」の挿絵デザイン

アメリカの絵本作家エドワード・ゴーリーの絵本「The Gashlycrumb Tinies(邦題:ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで)」の挿絵デザインです。この挿絵は、一番最初の「A」で「A is for Amy who fell down the stairs.」つまり「Aは階段から落ちちゃったエイミーのA」を描いたもの。ここからアルファベット順に、子供がどんどんあらゆる方法で死んでいくという、誰を対象にした絵本なのかと考え込んでしまいそうな構成になっています。細い線を多用したモノクロームな質感がエドワード・ゴーリーのイラストの特徴と言われており、美しい線画で描かれる題材が残酷かつ不条理ということで「大人のための絵本」として世界中にファンがいます。目を背けたくなるような場面なのに、どこか美しさを感じてしまう。観る者に不道徳さを自覚させるような、まさに不条理さに溢れた作品です。

ちなみにエドワード・ゴーリーは、舞台美術デザイナーとして活動していた経歴があり、なんとブロードウェイ舞台「ドラキュラ」のセット・衣装デザインでトニー賞を受賞しているんです。作品が「ドラキュラ」だったということで、彼の世界観が見事に発揮されたと想像できます。「死」を美しくできるのは、デザイナーの特権なのかもしれません。

 

赤と黒だけで殺人パズル簡潔に表現した映画ポスター作成例

或る殺人のポスター作例

1959年に公開されたアメリカ映画「Anatomy of a Murder(邦題:或る殺人)」のポスターデザインです。映画タイトルを直訳すると「ある殺人の弁護士」となり、この映画の内容そのものを指しています。あるレイプ殺人事件の裁判を描いたもので、主人公の弁護士が敏腕検事と対決するというザ・法廷スリラーという映画ですが、赤をベースに黒の遺体を連想させるバラバラなシルエットが、殺人事件とバラバラになっている証拠をつなげようとする弁護士の思考を端的に表現しています。どのような激情がそこにあっても、真実はひとつという意味合いも、赤と黒という組み合わせから読み取ることもできます。

映画といった映像作品というよりも、「法廷劇」という言葉がしっくりきてしまいます。配色や全体のタッチ・情報量など、ひとつひとつの要素が、どのように見るものに語りかけるのか、デザインの役割を感じる作品です。

 


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