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忘れられない印象を植え付けてくれるビジネスカードデザインについて

もらっただけで忘れられない印象を植え付けてくれるビジネスカードデザイン制作例

忘れられない印象を植え付けてくれるビジネスカードデザインについて

タイトなスーツを身にまとうだけで、無意識に歩き方が颯爽としてしまうということはありませんか?身につけるものや、使用する道具、大小関わらず何かしらの変化を加えることで、イメージが一変するという経験は決して稀なことではありません。懇親会やパーティー、シンポジウムといった多数の人との出会いの場で、自分という存在を印象付けるために不可欠なツールがビジネスカードです。

典型とされるデザインがユニバーサルだからこそ、クリエイティブで斬新なアイデアに出会ったとき、そのビジネスカードの持ち主の印象も一変するものです。そこで、今回は珍しい素材や質感でインパクトを与えているビジネスカードデザインを集めてみました。(※紹介する名刺デザインは当サイトの制作事例ではありません)

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特別な質感が高級感を演出するビジネスカード制作例

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アメリカ・ニューヨークのブルックリンにあるクラフトビールレストランのショップカード兼ビジネスカードのデザインです。リアルな木目調をベースにすることで、店名である「Beer Table」を質感で表現できています。また、ロゴ的に刻まれている「b」と「T」がそれぞれテーブルをイメージするようなデザインになっているところも、このカードにデザインとしてのまとまりを与えています。折りたたみにして厚みが出ているので、手にしたときの感覚に重さを出し、木目がよりリアルに感じられるのかもしれません。

ショップカードにしてもビジネスカードにしても、長方形ではなく、このケースのように正方形だったり、楕円形など特殊サイズを見かけることも決して珍しくなくなってきましたが、その形を採用していることに必然性を感じるかどうかがそのデザイン性の優劣を決めるものです。そういう意味で、このデザインは木目調とロゴのスタイル、配置、全ての要素がまとまったとき、正方形が最適だと計算されていることがわかります。思わず手に取りたくなるデザインの好例のひとつです。

 

情報を目にするための一手が楽しいビジネスカード制作例

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アメリカ・ニューヨーク、オランダ・アムステルダム、ロッテルダム にオフィスを構える国際的デザインエージェンシーのビジネスカードのデザインです。何よりの驚きポイントは、ビジネスカードの個人情報を見るためにエージェンシー名がデザインされた部分をシールのように剥がすスタイルになっていること。もらった瞬間は、あれ?と思うかもしれませんが、シールをめくるという一手を加えてもらうことで、他にはない印象を与えることができますよね。

ビジネスカードの形も巧妙で、上下の半円形の切り取り部分は、このエージェンシー名「SHOP AROUND」の「O」の部分を表現しています。文字情報を文字以外で表現するということで、よりデザイン性を高めており、色やサイズ、フォントに多様性を持たせることで、このエージェンシーに所属するデザイナーの多様性をビビッドに伝えています。

デザインのプロ集団らしい、遊び心とハイセンスさが散りばめられた、他にはないビジネスカードのデザインになっているのではないでしょうか。

 

2枚揃わないと中身が見えない仕組みの意味が深いビジネスカード作成例

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香港のデザインユニットが使用しているビジネスカードのデザインです。青いセロファンと赤いセロファンの2種類で、それぞれがこのユニット創設者2名の名刺になっています。創設者はタムとケビンで、赤のタムの情報を見るためには、青のケビンの名刺の青セロファンを通す必要があるという仕掛けになっています。つまり、どちらか1枚だけではその名刺は機能しないのです。これは、この2人のチームワークとつながりの強さを表現するためということで、この斬新な発想力は彼らのデザイン力が名刺を通して、強烈に印象付けられますね。

ちなみに、この2枚のセロファン部分を目にかざすと3Dメガネとしても使えるというのは、面白すぎます。ユニットにしかできない、ユニットという言葉を最大限に活かしたビジネスカードのデザインではないでしょうか。赤のタムと青のケビン、それぞれに「I am experimenter」と「I am adventurer」つまり「私は実験者」「私は冒険者」というフレーズが書かれており、デザイナーと名乗っていないところも、なんともデザイナーらしいと感じてしまいます。

 

カメラを覗いているような気分になるビジネスカードデザイン

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写真家のビジネスカードとして実際使用されているデザインです。写真家として、目に映るものをユニークかつクリエイティブに「映し出す・反映する」能力を表現したいというデザインの意匠が、文字通り「映し出す」素材を使用して見事に表現されています。シルバーにコーティングした鏡のような素材だけではなく、そこにプリントされた四隅のラインと名前のフォントが、カメラのファインダーのフレームとそこに表示される文字を彷彿させ、細部まで写真家らしい「カメラ」へのこだわりを感じます。

このユニークなビジネスカードを使用しているのは、オーストラリア人写真家のカリブ・ジャクソン氏。地域性を感じる風景や人物を切り取る写真は、まるで実際にカメラファインダーを覗き込んでいるような気持ちになるような作品ばかり。しかも、どの作品もカメラのフレームが付けられており、一貫したブランディングに対する意識が伝わってきます。

 

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

ショップカード・名刺のデザイン料金と作例

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