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まだ誰も聴いたことがない楽器を紹介する様々な映像編集について

まだ誰も聴いたことがない楽器を紹介する様々な映像編集例

まだ誰も聴いたことがない楽器を紹介する様々な映像編集について

今やITの分野だけでなく、様々な業種においてスタートアップやベンチャー企業が日々世界中で新たな商品を開発・研究しています。その中には当然形になる前のものであったり、アイディアはあるのに資金不足により志し半ばのものもあることでしょう。十年前であれば、諦めてしまったり周りの友人に見せるだけで終わってしまったような計画でも、今は違います。自分のスマホで作りかけのアイディアを動画で撮り、それを世界中に発信すればいいのです。そこに過剰な編集やリッチな加工は必要ありません。それらは実際に商品になって売り出す前にやればいいのです。まずはあなたのアイディアを世界中の人に知ってもらうことです。あなたの閃きにも興味を持つ人が必ずいるはずです。

そこで今回は一見「こんなもの誰が買うの?」と思われそうな不思議な楽器を作り上げた人たちが、複雑な映像編集などはせずにひとまずアップしてみた、という動画を集めてみました。本来であれば、優れた映像編集がされた作品を集めるところですが、公開される全ての動画がお金をかけて編集されているわけではありません。まずは出来ることから始める、コレもいい作品を作る第一歩なのです。(※紹介する動画は当サイトの制作事例ではありません)

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世界で一番小さなバイオリンのデモ映像編集例

Project Soli – World’s Tiniest Violin




Googleのプロジェクトから生まれたセンサーチップを搭載したバイオリンのデモ動画です。手の動きに反応して、事前にプログラムされたバイオリンの音色を出すディバイスで、ソロのバイオリン曲を再現できる、まさに世界で一番小さなバイオリン。このセンサーは「Soli」という名前です。Googleの競合の大手企業が開発したAIアシスタントとそっくりなお名前ですが、こちら「Soli」は、ちょっとした指の動きはもちろん、広い範囲で人間の動きに反応することができるミニチュアレーダーです。

このデモでは、どれほど小さな動きに反応するのかを、あらゆる指の動きで見せてくれています。比較的近い距離の動きにのみ反応しているように見えますが、このセンサーチップそのものは、複数人の動きにも個別に反応できる高性能で、カメラによる画像認証とは異なり、プライバシーを守りつつ、動きに反応した動作をプログラムできるという利点を売りにしています。この世界で一番小さなバイオリンを複数組み合わせて、カルテットを作ることも簡単ですね。シンプルな動きが、バイオリンの演奏のような複雑な動きを再現する、という装置は、あらゆる場面で無限の可能性を秘めているのかもしれません。

 

金属製部品から生まれたキーボードの紹介映像制作例

Koka’s Stepper Miniature




サウンドデザイナーであり作曲家であるグルジア出身のコカ・ニコラツェ氏が発明した「Stepper Miniature」というキーボードの紹介動画です。突然、思いついた「ステッピングモーターで楽器が作れるかも」という好奇心だけで、一晩で完成したというのが驚きの作品。

サウンドの加工のためのデジタル機器を元々製作していたとはいえ、パルス電流が流れることで機動するモーターのシステムを音楽とつなぎ合わせてしまう発想は、まさに発明です。音の質感から言ってエイトビット時代のゲーム効果音に似ており、なぜか無性に懐かしさを感じるのは私だけではないはずです。

キーボード部分は金属のネジからできていて、バネや事務用品のバインダーのリングといった異なる部品をくっつけることで、音色やその質感を変えることができるそうです。改良版として、和音が出せるバージョンを作りたいと考えているとか。この独特の音が新しい音楽の源になると思うと、彼の生み出す音そして音楽に期待せざるをえません。

 

映画の効果音を作り出すミュージックボックスの紹介動画編集例

Koka’s Soundtrack Box No. 1




先述のグルジア出身のサウンドデザイナーコカ・ニコラツェ氏がノルウェー国立音楽大学で博士号取得のプロジェクトとして製作したミュージックボックスの紹介動画です。長編映画で使用される効果音を生み出すボックスが、この「Soundtrack Box」です。中にマイクを装着したバネが仕込まれていることから、このボックスそのものがエコーの効果を出すことができ、これ1台で映画に求められるあらゆる種類の音を作り出せると、発明・製作したニコラツェ氏が語っています。

今後は、映画音楽の作曲の依頼を受けたら、その映画ごとにオリジナルのサウンドトラックボックスを製作する!と意気揚々と語っている様子が、このボックスが奏でる未来を物語っているようですね。加工されないそのままの音色の深さは、この紹介動画が端的ながらも鮮明に伝えてくれています。コレらの動画はほとんど編集らしい編集はされていません。とにかく淡々とプロダクトを紹介するだけです。しかし、まず共有しなくては無限の広がりを作ることはできないのです。もしあなたにもアイディアがあるなら、直ぐにそれを映像に撮ってみてください。きっと今よりも世界が広がることでしょう。

 

機械が奏でるオーケストラの紹介動画制作例

Automatic Orchestra




セルビアの首都ベオグラードで開催されたフェスティバル「RESONATE」で発表されたインスタレーション「Automatic Orchestra」の動画です。この作品は、ネットワーク上で連携するようにプログラムされた12個の機器が発する音で構成されるオーディオインスタレーションということで、スピーカーと小型の装置が円陣を組むように設置されている様子は、どこか人の所在の無さからなのか、不気味さすら感じさせます。この作品が発表された「RESONATE」というフェスティバルは、音楽・ビジュアルアーツ・デジタル文化の分野におけるトレンドを周知させようという目的をもつ啓蒙のためのプラットフォームとして開催されています。

「RESONATE」は英語で「共鳴する」という意味で、まさにこの動画の「楽器」は新たな形の共鳴を生み出しているのではないでしょうか。映像的には公的な場で発表された作品ということもあり、多少の編集がされています。しかしながらやはり音が主題の作品ということもあって余計な編集はせずに作品から発せられる音に集中できるようシンプルなものになっています。最後のクレジットの出し方はかっこいいですね。

 

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

動画編集・映像制作料金と作例

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