シンプルで機能的、おしゃれでエコな紙袋のデザイン作成例

日本でも環境問題に注目が集まり、多くの企業で様々な取り組みがされるようにありました。ストローの素材が紙になったり、マイ箸やマイ水筒を持ち歩いている人も多くいると思います。そして大きく変わりつつあるのが、スーパーの買い物袋です。少し前までは、買い物をするともれなくタダでついてきていたポリ袋ですが、有料に切り替えるスーパーも多くなってきて自分で買い物袋を持ち歩いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして日本は海外と比べると過剰包装です。なん重にも包まれた商品を見ると本当に必要なのか疑問に思ってしまいますよね。諸外国ではパンはむき出しで売られてますし、買い物袋には全てお金がかかります。そんな時でも、もし可愛いデザインの紙袋が売っていたらおもわず買ってしまうんです。紙袋なら再利用できますし、無機質なポリ袋より持っていて楽しくなれる気がします。今回はそんな可愛い紙袋のデザインを集めてみました。(※紙袋デザインは当サイトの制作事例ではありません)

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取っ手のついたパン屋さんの可愛い紙袋

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真っ白な紙袋に描かれたシンプルなパンのイラスト。なのになぜか焼きたてでとても美味しそうに見えるのは何故でしょう。デザインで重要なのはフォントや形はもちろんですが、配色もイメージを左右する重要なポイントです。このパンがやたらと美味しそうに見えるのはこの色だと思います。そして「baked goods.daaamn good.」の文字。「damn」とは「クソッ！」とか「ちくしょう！」という意味なんですが、daaamnと伸ばすことによって「スッゲ～いい！」のような感じを出しています。フォントのセンスも抜群ですが、店名を右下にコッソリとデザインするあたりもデザイナーのセンスが光ってますね。

会話が弾むシンプルで可愛い紙袋のデザイン

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Verd Pomaはスペインバロセロナにあるオリジナルの婦人服や子供服を販売しているお店です。見ていただいてわかる通り、なんてことのない生成りのただの紙袋です。そこに大きく書かれた文字は「Pretty Things Inside」（可愛いものが中に入ってますよ）。もし、これを持ってる時に友達に会ったら、間違いなく「何が入ってるの？」って聞かれますね。こんなに堂々と書かれたら中を見せないわけにはいきませんから。

ブランド名は上にちっちゃく書かれているだけなので、気づかない人もいるでしょう。しかし、中身が気になった人とおしゃべりになって「実はこのスカート買ったんだ」などと会話が弾めば結果としてブランドの宣伝にもなるのです。これこそデザインの力と言えるでしょう。売り上げを気にするばかり、商品名や企業名を全面に押し出そうとするのではなく、ちょっと捻ってあげるだけで効果的なデザインを産むことが出来るいい例だと思います。

古き良き市場をイメージしたシンプルでおしゃれな紙袋

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ポルトガルにあるレストラン「Mercado 1143」はロゴから看板、Tシャツ、ユニホーム、パッケージ、紙袋までトータルにブランディングしています。Mercadoとは市場という意味で、数字を大胆に配置した掠れ気味のロゴは、ポルトガルに古くからある市場のイメージで懐かしさと伝統を表現しています。本来、ロゴ自体の色が薄い茶色なのですが、紙袋では反転させて素材の色味を活かしてるのもニクイです。また紙袋の４面全て印刷してあり、どこから見ても「Mercado 1143」の商品だとわかりますね。店内の商品のパッケージも最高に可愛いので、この紙袋に入れて帰る家路はスキップして帰ってしまいそうです。

オリーブオイルを守るために作られた紙袋のデザイン

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Olio Flaminioはイタリアにある世界的に有名なオリーブオイルの会社です。その会社が自社商品の持ち帰り用に作った紙袋のデザイン。右が１本用、真ん中が２本用、左が３本用です。最近ではプラスチックボトルも見かけますが、イタリアではオリーブオイルの酸化を防ぐためにも全て瓶で売られています。そこで問題になるのが持ち運び。途中で割れてしまったり、紙袋が破れてしまっては大変です。

そこでOlio Flaminioが考えたのが紙袋で安全に持ち帰ってもらう方法です。２本からは重さに耐えられるようにかなりしっかりとした厚紙で守られているので、ちょっとやそっとのことでは瓶同士が擦れて割れることもありません。表面には見えるように大きく注意が書かれていますが、それもデザインとしてとても可愛いです。梱包用のテープも一緒になっているのが嬉しいですね。

花を持ち歩きやすいシンプルなパッケージデザイン

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花束を持ち歩くとき、そのまま腕に抱えて運ぶ方も多いのでは？誰かにお花を贈りたいとき、お花をいただいたときには、こんな専用のバッグがあったら便利ですよね。花に負担を与えず、なおかつバッグを持つようにスタイリッシュに持ち運ぶことができます。花の美しさを少しだけのぞかせるのもポイント。どんな華やかなバッグよりも素敵に見せる、とっておきのパッケージと言えそうです。

割れやすいボトルを魅せて運ぶ

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ボトルやガラス容器など割れやすいものは緩衝材の入った箱や袋など、割れから守る工夫をされた梱包がよく使われます。こちらのアイディアはそうした外箱・外袋を使わず、フレーム状の構造を取ることでボトルを見せつつ運搬に適した外箱を実現。絵画のような見た目は大切な作品であることを伝え、商品の見た目をそのまま街中でアピールします。ボトルの外箱や袋と違い片手で下げて運べる運搬のしやすさもポイント。